107 :クレクレままさん 2014/08/07(木) 19:18:17 ID:???
(続き)
確かに母は少女趣味なところがあり、私にお嬢さん的な「女らしさ」を求めることがあった。
「娘とお買い物」「娘と一緒に並んで料理する」というドリームに付き合わされて辟易したこともあった。
でも私は母の思うように育ったわけでもなく、また母もさすがに成人後は非常識な要求はしてこなかった。
それで、どうやらドリームの対象が未来の「嫁」になってしまっていたようだった。

母が暴走して嫁姑問題にならないかちょっと心配だったので、父にそれとなく話して様子を見ていたけれど
その後は特に問題なく、私も忘れていった。

そして10年ほど経った去年、古くなった実家を全面建て替えすることになり、すでに結婚していた私も
実家に残していた私物を整理するために実家に行った。

もう必要ない本やノート類はほとんど処分することになったんだけど、
梱包する前に、捨てちゃいけない書類が紛れていないかチェックしていたら、覚えのないノートが紛れていた。

で、中身を確認すると、それは母の中二病ドリームノート(というか日記形式)だった。
日付は兄が結婚する少し前頃から結婚後しばらくまで続いていて、母の理想の「嫁ちゃん」と母の
架空の仲良し生活をつづっていた。

母が内心でどんなことをかんがえていたのか、背筋に寒気が走り、心臓がバクバクした。
このまま捨てるべきか、何か問題が起こった時のために残しておくべきかとか、いろいろ考えて
結局そのまま捨てたが、母や兄・義姉に動揺しているのを悟られまいと無理にハイテンションでしゃべって
「私ちゃん、ちょっと疲れてない?」と言われたあたりまでが修羅場。

その後兄夫婦と父母は同居しているが、今のところ嫁姑関係は良好で、
孫に対しても、嫁を立てながら程々の距離で可愛がる良いおばあちゃんらしい。

ノートを私のものに忍ばせて処分しようとしたのは、
中二病から醒めて黒歴史になったからだと思いたい・・・。
108 :クレクレままさん 2014/08/07(木) 19:34:39 ID:???
ワロタw
まあお嫁さんに要求したらダメってことは分かってたんだろうから、いいんじゃない?
ノートに書いて発散すればいいって考えたのは理性的だったってことだよ
109 :クレクレままさん 2014/08/11(月) 21:32:51 ID:???
ちょっと夢見がちなだけで中二病ってほどでもないような
ノートに書いちゃうくらい理想を抱いていたのはすごいけどw
思っていたのと違っても、ちゃんと良い姑、良いおばあちゃんでいるのは偉い